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2008-07-19
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ネットの感想

無し

カスタマーレビュー

ついに山田一が帰ってきた! (カイザーニート/2009-04-20)
山田のもうひとつのほうのラノベは信者が読んでも微妙なできだったような気がするがコレは違う!読んでいると家族計画やクロスチャンネルの雰囲気が漂ってくる。この魔竜院光牙最後の闘いが肌に合わないというのであれば山田の作品には手を出さないほうが無難。
エロゲライターの本は基本的に信者向け。
個人的には人類は衰退しましたよりこういった山田らしいラノベをガンガン執筆してほしい。最果てのイマで山田はもうダメかなと思ったがコレを読んで山田がまだ健在なことを知った。今後の作品に期待している
明るく楽しい学園ラブコメ (リオ/2009-02-21)
主人公は高一男子。ジャンルは学園ラブコメですが、いきなり異世界の戦士たち
のバトルから始まります。現実世界では、男子も女子も美形多し、保健室の先生
も巨乳美人。そして、男子も女子もオタクも多し。オタクをネタにした、明るく楽しい、ライトノベルです。

異世界と現実世界の境がはっきりしないところも、楽しい要素です。最後まで
どこまでが妄想で、どこまでが現実なのかをはっきりさせない書き方も成功して
いますし、最後の最後で予想外のカミングアウトがあったりして、最後まで
予想を上回るの奇想天外な展開が続き飽きません。

NHKにようこそ! (角川文庫)とか、ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)が
楽しめた人には是非お勧めです。シュールな笑いにあふれています。
ただし、この二作のような屈折や影はなく、明るく突き抜けています。
どこかデタラメで、つじつまが合っていない部分もありますが、
細かい部分は気にならないくらい無茶苦茶(ほめ言葉)です。
リアリティ重視の人やオタク嫌いの人にはお勧めしませんが、
ほんと笑えます。楽しめます。
頭が飛ぶ・・・ (しょう/2009-02-03)
田中ロミオの小説は始めてでしたが・・・ひどい。
keyで次作シナリオを書くことになるらしいのでどれほどのもんかと思っていましたが・・・やっぱりひどい。
自信満々に弟から読んでみろ、と言われましたがどう感想述べればいいのか分かりません。
設定自体は妄想戦士VSリア充というおもしろい下地だったと思うのですが、結局のところ著者がどちら側の立ち位置につき、何を伝えたいのかさっぱりです。
両者の気持ちは分かる、だが両方こき下ろすというどっちつかずの構えで題材を持て余しているようなそんな流れが続き、最後は超展開で円満終了。色々雑だと思いました。
屈折した面白さ (badcom/2009-01-25)
 戦士症候群から更正して地味に高校デビューを果たした少年が、ついうっかり非日常的な光景で美少女に遭遇して、ビバ非日常!とばかりに「僕にも君の使命を手伝わせてくれ!」と口走ってしまったことから平和な学園生活が崩壊してしまう話。つまりイジメ中心。辛く険しい学園生活描写が中心。なのにコメディ。
 そういうあらかさまにイタい二人(+α)に向かって「キモーい」「うざーい」といたぶる側の『ごく普通』のクラスメイトが、ひたすらかわいそうすぎて面白かったです。主人公によって階級社会に見立てられたクラスの階級が、とある要因で崩壊していく様が屈折した面白さを放ってます。作中一番かわいそうなのはどう見ても圧倒的多数と妄想を共有できない大島さんでした。佐藤くんも佐藤さんもある意味タフすぎる。
 読了してみたら、戦士症候群な自己中心的過ぎるイタタタタなクラスメイトたちが、妖精さんのような愛嬌に満ちた存在なように思えてくる不思議。そして最後の最後のクラスの惨状はすべてが台無しだと思いました。妄想世界による現実世界への大勝利。これまでの佐藤君のすべてが吹っ飛んではいないでしょうか。でも爽快でした。
現代に生きる少年少女逹への贐 (タカユキ/2009-01-11)
軽い気持ちで購入し、軽い気持ちで一読し、そして、どうしたことか非常に深く感動しました。人気作品という事で、どんなものかと興味半分に購入した自身の予想を、良い意味で裏切った傑作でありました。
冒頭辺りを読んでから、なんじゃこりゃと思いながらも読み進め、この作品の意図を理解するまでになかなか掛かりましたが、何となくこの作品の世界観が分かった(気になった)辺りからは一気に読めました。と言うか、止まりませんでした。
生きる希望を見出しづらい、生きてる意味を与えてくれない現代だからこその物語だと思います。凡百凡夫でしかない自分達の、ともすれば埋もれてしまいそうな自己を守る為、過剰な自意識の殻で覆い、コミュニケーションに自身のエゴを押し付け、何もせずただ逃避を続ける。何もない冷たい世の中の、自我同一性の確立に悩む、そんな少年少女逹の葛藤を描いた作品なんだと自分は受け取りました(勿論あくまで主観です)。
中2病云々の話と言うより、誰もが一度は遭遇する筈のアイデンティティー・クライシスの話だと私が感じたのは、近頃読んだ評論の所為でしょうか?そうであっても少なくとも、妄想豊かな中ニ病患者(とその卒業生)のみに向けられた作品だとは思えません。作者の伝えたかった作品の意図は、もっと広い場所にあると思います。ちらりとでも、多感だった少年期に『あちら側』を夢見た人は大勢居る筈ですから。
まぁ、主観云々の話を除いても、この作品には随分と笑わせて貰いましたけどね。
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